表を見ると分かるように、新モデルはCPUやメモリ、内蔵グラフィックスなどは前モデルと同じだが、ストレージやディスクリート・グラフィックス、バッテリなどが変更されている。 CPUに変更がなかったのは、MacBook Pro Retina 15インチが採用しているハイパフォーマンスノート向けのプロセッサ、Core i7 Hシリーズの第5世代(Broadwell)版が今回の製品発表時にはまだ登場していなかったためだろう(インテルは、その後6月2日に第5世代Core i7 Hシリーズを発表した)。 CPUが据え置きだと新モデルとしてのインパクトは小さくなってしまうが、グラフィックスやストレージなど伸び代の大きなパーツの性能を上げることで、全体のパフォーマンスを向上させることはできる。今回の新モデルの狙いもそこにあると言えるだろう。 そこで、何種類かのベンチマークソフトを使ってプロセッサとグラフィッ