2010年1月6日のブックマーク (2件)

  • 子ども手当地方負担と地方分権への不安 - 泉ゆきなり

    民主党の公約である子ども手当について地方負担を求めるかどうかで紆余曲折がありましたが、結局これまでの児童手当と子ども手当とを2段階構造化し、児童手当についてはこれまで通り地方負担を求めるが、子ども手当については全額国庫負担とする、というトリッキーな解決となりました。 これに対して地方の側からは、「保育所や放課後児童クラブの整備などは、地域の実態に応じ地方が担当すべきだが、子ども手当のような全国一律の現金給付は、地方側に工夫の余地がないため、国が担当すべきだ」という批判が出ています(知事会声明)。なるほど、全国一律は国、個別対応は地方、というのはシンプルで明確な区分けです。 従来の児童手当は地方負担分が約5,700億円。もし子ども手当を全額国が負担することになり、児童手当に使っていた5,700億円を地方が創意工夫して使うことになるならば、それは国による押しつけよりはいいのかもしれません。地方

    子ども手当地方負担と地方分権への不安 - 泉ゆきなり
    Toshi-shi
    Toshi-shi 2010/01/06
    地方自治体に対する不安はかなりの確率でそのとおりだと思う。特に都道府県レベルではほとんどの自治体で官僚支配、それも財政部局により支配されていると思う。
  • 検察の「正義」 (田中良紹の「国会探検」)

    昨年暮れに「リクルート事件・江副浩正の真実」(中央公論新社刊)を読んだ。著者は事件の中心人物江副浩正氏人である。リクルート事件はロッキード事件と並んで戦後最大の疑獄事件とされるが、このを読む限り事件には検察の「でっちあげ」とも言うべき作為がある。 著者は113日間に渡る取り調べと13年を越える裁判の経過を公表することで、自らの体験を司法制度改革につなげたいとの思いから執筆したようだが、私には別の思いが心に重く残った。日政治がこの事件によって漂流を始め、高齢化社会を迎える国の制度設計が狂わされたという思いである。 事件は「川崎市の助役にリクルート関連会社の未公開株が譲渡されている」という朝日新聞の報道から始まった。一地方自治体の汚職事件と思われたが、その後大疑獄事件へと発展していく。リクルートの未公開株が政界、財界、官界、マスコミ界と広範囲にばらまかれていたからである。 新興企業のリ

    Toshi-shi
    Toshi-shi 2010/01/06
    けっこうすごい話だと思う。