2010年11月25日のブックマーク (2件)

  • 独裁体制のピットフォールについて - 内田樹の研究室

    北朝鮮が黄海上にある韓国の延坪島を砲撃した。数十発が着弾、韓国軍兵士二名が死亡。家屋などが焼け、山火事も発生した。 53年の休戦協定以来、北朝鮮軍が韓国領土に向けて直接砲撃を行ったのは、これがはじめてのことだそうである。 後継者に対する「忠誠競争」を急ぐ軍一部の暴走という説もあったが、同日夜に朝鮮人民軍最高司令部の名によって攻撃声明がなされた。 後継者に確定した金正恩の軍部への掌握力を強化する目的との見方が支配的だ。 事件の直後、アメリカ国務省は情報収集のためしばらくコメントを控えていた。 「情報収集」というのは、平たく言えば、北朝鮮政府部内に送り込んである「アセット」からの連絡待ちということである。 北朝鮮政府内部にも、「韓国にパイプをもつもの」「中国にパイプをもつもの」「ロシアにパイプをもつもの」「アメリカにパイプをもつもの」が当然いる。 彼らは一定の範囲で北朝鮮政府部内の情報を国外の

    Toshi-shi
    Toshi-shi 2010/11/25
    北朝鮮の砲撃事件に対して、韓国がいやに冷静だなと疑問に思っていましたが、内田先生もそう感じていたようで安心しました。ちなみに韓国哨戒船沈没事件の時もそう感じました。騒いでいるのは日本ぐらいでは?
  • 意外と効果的な北朝鮮の過激策

    2010年11月24日 田中 宇 11月23日、韓国北朝鮮の国境(軍事分界線)沿いの海上で、南北の軍の間で砲撃戦が起こり、双方に死者が出た。従来、北朝鮮韓国の領海に向けて砲撃したことは何度もあるが、韓国領の民家も並ぶ地上(延坪島)を砲撃するのは異例だ。朝鮮戦争以来の激しい戦いと評されている。 (Two Koreas blame each other for attack) 韓国軍はこの日、北朝鮮の沖合12キロにある韓国領の延坪島の周辺海域で、軍事演習をしていた。韓国政府によると、この演習は3カ月に一度行う「定例のもの」だった。北朝鮮側は演習を非難し、やめるよう求めたが、韓国側はやめなかった。その後、砲撃戦が起きた。しばらく前に北朝鮮は、いつでも韓国を砲撃しうるぞと警告しており、警告どおりのことを実行した。韓国側は、北朝鮮側が先に撃ってきたと言っているが、北朝鮮側は、韓国側が先に撃ってき

    Toshi-shi
    Toshi-shi 2010/11/25
    北朝鮮の砲撃事件に対して中立的な見方が重要だと思います。米国追従だけでない、日本ならではの緊張緩和への貢献策の可能性をもっと模索すべきでしょう。