続きを読む 鼻から胃カメラってどういうことだ? まずは麻酔の注射を使う胃カメラです。麻酔で意識をボーっとさせて嘔吐反射を抑え込む、という方法です。使う麻酔にはいくつかの種類があり、一種類だけ使うのか、もしくはいくつか併用するのかで麻酔の深さが変わっていきます。 もちろん使えば使うほど、麻酔がしっかり効いて検査自体はラクに受けられますが、その分、麻酔の副作用(呼吸が弱くなる、検査後の気分不快など)が出るリスクも上がります。 また、多少は麻酔の効果が残ってしまうため、当日のクルマ運転はできません。 もう1つの選択肢は、実は鼻から胃カメラを入れる方法です。 鼻から胃カメラってどういうことだ? 実は胃カメラは、鼻から入れると、解剖学的な理由で嘔吐反射が出にくくなるのです。 例えば筆者の場合、口からの胃カメラだとかなり嘔吐反射が出ますが、鼻からだとほとんど出ません。もちろんこれには個人差があり、中に