武蔵小杉を「コスギ」と呼ぶか「ムサコ」と呼ぶかで論争があるのをご存知ですか? ツイッター上で議論の展開を見ていると、どうやら「コスギ」派に勢いがあるようです。 しかし、ちょうど20年前に東急東横線沿いで学生生活を送った人間からすると、「コスギ」には少し違和感があります。このコスギ vs. ムサコ論争で武蔵小杉の呼称に疑問を持ったので、大学時代の複数の友人に聞いて回りました。「武蔵小杉は『コスギ』、それとも『ムサコ』と呼んでた?」と。結果はやはり「ムサコ」でした。 なぜ、武蔵小杉の呼び方が変わってしまったのでしょうか。20年前の武蔵小杉にはまだ工場が残っていましたが、現在では工場跡地が再開発され、タワーマンションが立ち並ぶ街となりました。武蔵小杉のタワーマンションに住む若い奥様方を「コスギジェンヌ」や「コスギネーゼ」などとも呼ぶようです。 今回は、データをもとに武蔵小杉の呼称が変化していった