中学・高校時代はギリギリ引きこもりではありませんでした。家と学校と学校周辺の古本屋と秋葉原を行くだけの人間でした。友達がいなかったのは辛かったですが、筒井康隆は面白かったし、MSXもセガサターンも魅惑のゲームが多かったのは救いでした。僕は地元と秋葉原と学校周辺しか行ったことがありません。それ以外の街は古本屋もパソコン・ゲームがあるとは思わず、一切興味がありませんでした。 とはいえ、秋葉原や学校周辺も限られた場所しか行ってないので、それ以外に何があるのか全く知りませんでした。 大学に入りました。友達を作ろうと思いましたが何を話せばいいのかわかりませんでした。右往左往した結果、笑いをとることはできましたが友達を作ることはできませんでした。 酒の席で何をあんなに盛り上がってるんだろう?初対面の人と何を話しているんだろう? 「あ、函館なの!?この間五稜郭行ったよ!」 「霧島、ションベン横丁燃えちゃ