独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 宮原 秀夫)は、テレビ放送周波数帯(470MHz~710MHz)におけるホワイトスペースを利用した新たな無線LANの国際標準である、「IEEE802.11af」暫定規格(IEEE802.11af Draft 2.0)に準拠した「アクセスポイント」及び「端末」の開発並びに実証実験に、世界で初めて成功しました。本技術によって、激増するトラフィックに対処できる無線通信環境を実現するための、ホワイトスペースにおける無線LANの技術開発が推進されることが期待できます。 現在、米国FCCや英国Ofcom等の規制当局をはじめ、日本でも総務省ホワイトスペース推進会議などにおいて、「ホワイトスペース無線通信システム」は、実現に向け、その技術の検討等が行われています。一次利用者を干渉から保護することが重要な課題であり、隣接チャネルへの干渉レベル制限値