【答え】 子どものO脚・X脚-90%以上は自然に矯正- 徳島大学病院整形外科 安井夏生 子どものO脚やX脚を心配して受診されるお母さんが増えています。近所の人に「歩き方がおかしい」と言われたり、保育園で「お宅の子はよく転ぶ」と言われたりしたことがきっかけで、病院に来られることが多いようです。 病院では、長い時間待たされたあげく「病気ではありません」と相手にしてもらえないことが多く、家に帰るとお父さんらから「もっと大きな病院できちんと調べてもらいなさい」と言われて、困ってしまうことにもなりかねません。 両足をそろえて立ったときに、両ひざの間にすき間ができるのをO脚といいます。反対に左右のひざがくっついて当たってしまうのをX脚といいます。O脚もX脚も程度が軽ければ、全く問題なく一生を過ごすことができます。どちらかといえば、日本人にはO脚の人が多く、西洋人にはX脚気味の人が多いようです。 赤ちゃ