AFP通信によれば、爆発後の火事は12日午後1時に鎮火され、仏原子力安全委員会(ASN)が午後4時に緊急避難体制を解除。放射能も化学的汚染物質の漏れもないとしている。しかし、スイスのグリーンピースは、「何もなかったかのように事故を闇に葬らないため、フランスのグリーンピースと連携し、関係当局に爆発の原因を含む情報の徹底公開を求めていく」と話す。 電気製の溶融炉が爆発か 爆発事故は、南仏のアビニョンから約30キロメートル離れたマルクール(Marcoule)にあるフランス電力公社(EDF)の子会社ソコデイ(Socodei) が運営する核廃棄物処理施設「サントラコ(Centraco)」で起きた。 放射性物質の管理や使用済み核燃料の再処理を行う同施設には約350人の従業員が働いている。爆発は、再処理を行う前に使用済み核燃料の容積を減らすために溶融を行う、電気製の溶融炉で起こったとされている。 溶融炉
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