今月末にあるコミックマーケット81で『書体の研究』の新刊を出します。 Vol.1 を出したのが2008年の夏コミだったので3年ほど続いていることになりますが、おかげさまで10号まで来ることが出来ました。 では、さっそく内容の紹介を。 何度か書いているように、特集のテーマは「明朝体」。 「やっぱり明朝体が好き!」というタイトルになっていますが、あまり深い意味はありません(笑) ただ、副題を「本文用書体としての明朝体」として、仮名のデザインや漢字と仮名のバランスなどに着目しています。 本職の方からはお叱りを頂くかもしれませんが、フォントごとのデザインの差異を分かりやすく説明するために、かなり割り切った見方をしています(グラフが載っているあたりです)。 あと、実際に明朝体74種の見本を載せています。 それぞれ文庫本1ページ分あるので実際に使ったときのイメージを見ていただけると思います。 掲載書体