2022年11月22日のブックマーク (3件)

  • 近道の途中の細い路地を折れる - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    これから冬のあいだもずっとそうだけれど、太陽の位置が低くなるとともに、落葉樹が葉を落として、光が地面まで届きやすくなると、街の光と影の作る模様が気になりだす。葉を落とした樹影がどこかの壁に毛細血管のようなゆらゆらとした線を繋いだ影になっていたり、並ぶ戸建ての家々の霧屋根などが三角形のギザギザ模様を舗装された路地に落としている。そういう光景が晩秋から冬を越えて初春までの季節の街歩きの醍醐味というのか、いや私的なことかもしれないな・・・カメラを向けてしまう好きな光景だ。この街に引っ越してきて30年以上の時間が流れて、その間に一度も引っ越していないから、家からたとえば駅までの道は一通りではなく、二つ三つ四つ・・・どこを曲がればここに出るというような応用編のように気まぐれで組み立てられるが、それでも、昨日の午前、人と自転車が国道の交差点を三角形にショートカットする近道を歩いていたら、さらにその小

    近道の途中の細い路地を折れる - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2022/11/22
    今日の写真に色がついていたらどんなだろうと考えました。トタンは何色に塗られているのか、そのトタンの電線の影の面白さ、大きな柿の実の赤はその辺りの景色に効果的に在るんだろうとか色々な事を思いました。
  • 鴨川デルタの乾いた秋の日 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    新入生歓迎の季節や晴れた観光シーズンの土日休日には、大勢の人がやってくる出町柳駅近くの鴨川デルタ。NHKのドキュメント72hでも取材されていた。くるりの「宿はなし」に♪飛び石のほら真ん中で 笑う顔なく顔 日も暮れた♪と歌われる(たぶんこの場所を歌った歌詞はほかにもたくさんあるだろう)。11月11日金曜日の午後1時過ぎ、鴨川デルタに遊ぶ人は少なく、ただ秋の意外に明るい陽射しが降り注いでいて、着ていたコートもカーディガンも脱いだわたしのTシャツの下の胸や背中には汗が流れていた。雨が降って、また晴れて、季節が冬に向かう。景色が乾いて見えるのは、ずっと長いこと雨が降っていないからではなく、芝生も冬枯れし、落葉樹の葉が色づいてたり落ちて、白っぽい黄土色などが支配的になったからだろう。乾いた風景、こういう小春日和の風景は、あっけらかんとぽかんと広く、どこも絶景でもなく、ただの殺風景で、それが良い。今現

    鴨川デルタの乾いた秋の日 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2022/11/22
    「この場所は青春の、あるいは人生の、節目になる」私の23歳の頃(多分)鴨川デルタで「紅テント」の公演があった。結婚前の夫が観に行ったのを覚えている。葵橋のあたりを車で走ると当時の記憶が蘇ります。
  • きめ細かい作業を正確に積み重ねていくことが苦手 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく

    一週間前に京都旅行から戻り、この一週間、ほとんど写真を撮っていないので、またHDDに過去の年の11月に撮った写真を見に行った。これは昨年、2021年の写真。薄曇りの日、三浦半島の長者が崎から撮った写真。もう少し人が多い方が楽しそう、あるいはもっと陽の光があれば晴れやかな気分が蘇る。などとこれじゃない光景を見たくなるのが、秋深まる薄曇りの一日そのものかもしれない。 たまたま、いまこれを書いているPC机のモニターのすぐ横にArctic MonkeysのTRANDURITY BASE HOTEL + CasinoのCDが置いてあり、ジャケット写真はメンバーが構想した「月面に建てられるホテル+カジノ」という建物案のペーパークラフト模型、いや、正しくはそのホテルのロビーに飾られるその建物の縮尺模型という想定だそうだ(ネット検索でちゃちゃっと調べた結果でした・・・)。 ジャケット写真を見ていて思い出し

    きめ細かい作業を正確に積み重ねていくことが苦手 - 続々・ノボリゾウ日録 by 岬 たく
    URURUNDO
    URURUNDO 2022/11/22
    子供の頃から何をしても不器用で飽きっぽいと一回りも年の離れた兄姉から言われ続けた。でもそれは自分の好きな事ではなかったから。50年以上私は好きな同じ仕事を今でも続けている。まさに好きこそ物の上手なれ。