2011年8月4日、日立製作所と三菱重工が、水ビジネスも含めたインフラ関連事業全般の統合に向け基本合意し、事業統合に向け動き出すことが明らかとなった。2013年4月には、新統合会社を設立する方針である。この経営統合により総売上で12兆円を超える巨大インフラ企業が誕生することになる。 (参考:日立製作所と韓国LGグループが水ビジネスに関し提携-相互のネットワークと技術を連携しあい水ビジネス市場におけるシェア拡大を目指す、三菱重工が事業計画を発表-水ビジネスは2016年度には1000億円の事業規模とする計画) image from 日立製作所、三菱重工 日立製作所の3月期のグループ売上は9兆3000万円。家電から大型プラントの建設、鉄道、水ビジネスなどの社会インフラ整備まで幅広く事業展開している。三菱重工は、3月期のグループ売上は2兆9000万円。発電プラント、防衛産業、造船などを手掛けている