自民党の大西英男衆院議員(東京16区)が「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と女性を侮辱するような発言をしたことについて、与党内から批判の声が上がった。下村博文党総裁特別補佐が25日、国会内で大西氏と会談し、厳重注意。その後、大西氏は「軽率な発言であったことを謝罪する」とのコメントを出した。 大西氏は24日、所属する細田派の会合で、4月24日に投開票される衆院北海道5区補選の応援のため、現地入りした際に会った神社の巫女から「自民党はあまり好きじゃない」と言われ、「巫女さんのくせになんだと思った」などと発言した。これに対し、自民党の谷垣禎一幹事長は25日の記者会見で「意味不明でまことに不適切な発言」と批判。稲田朋美政調会長も「理解できない。自分が何を言いたいのか正確に伝わるように話すべきだ」と突き放した。 北海道選出の伊達忠一自民党参院幹事長も記者会見で「絶対にあってはならないこと。プラスには