政府の新型コロナ感染症対策分科会による感染状況を示す6指標について、過半数の四つ以上で「ステージ4」(爆発的感染拡大)に該当するのは12都府県であることが16日、厚生労働省が公表したデータから分かった。政府が今月、緊急事態を再宣言した11都府県のうち京都以外と熊本、沖縄の2県。 政府の対応が感染拡大の勢いに追いつかない実態がデータで示された。 指標は(1)病床数の逼迫を示す確保想定病床の使用率(2)人口10万人当たりの療養者数(3)直前1週間の10万人当たり新規感染者数など。 指標全てでステージ4相当なのは栃木、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡。