「フェーズが変わっています。若い人たちも生活していかなきゃいけないんで」 8月6日の広島原爆の日が間近に迫った7月下旬、被爆者の願いを引き継ぐ若い世代について被爆者が発したことばです。 被爆者の平均年齢は84歳に迫り、「被爆者なき時代」も近づいていると指摘されます。 広島で始まった平和をつなぐ新たな活動。それは、担い手を確保するために「報酬」を支払うというものです。批判覚悟で始めたという活動の舞台裏に迫ります。 (広島放送局記者 佐々木良介) 原爆が投下されてから76年目の夏を迎えた広島。当時と変わらないであろうセミの鳴き声が響く平和公園では若者たちが被爆の実態を伝えるガイドの練習をしていました。 広島にはこうした活動を行うNPOや団体が数多くあります。参加する若者たちはほとんどがボランティアです。 しかし今その活動が変わりつつあります。 「ボランティア」ではなく、「報酬」を得て「アルバイ
