2018年1月更新 絶対に読まなければいけないと思っていた本を読み終えました。『動物の解放』という本は1975年に初版が出版されて以来、世界におけるアニマルライツ運動の最大の画期となった本です。(ちなみに現代の状況に即して、今は大幅な改訂が加えられた2009年版が出版されています。) この本がきっかけとなって多くの動物が救われてきたことは間違いありません。 特筆すべきところは、感情的ではなく論理的な倫理の要求から動物を解放すべきだと述べているところです。 この本について詳しく見ていきたいと思います。 ピーターシンガーという倫理学者 動物の解放 動物虐待を維持するものは、無関心よりもむしろ無知である。 種差別という言葉だけは知っていてほしい おわりに 参考文献 ピーターシンガーという倫理学者 1946年オーストラリアに生まれる。 2名のアメリカ大統領を輩出したプリンストン大学の現教授。 専門