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ブックマーク / digitalnagasaki.hatenablog.com (4)

  • NDL古典籍OCRによって漢文仏典研究環境が飛躍的に便利に: - digitalnagasakiのブログ

    表題の通りのことを実現できましたので、とりあえずこちらにてご報告です。 やや説明が難しいのですが、何ができるように/便利になったのかというと、 「SAT大蔵経DBのテキストをクリックするだけでそれに対応する宮内庁宋版一切經の行や東京大学嘉興蔵の行がそれぞれ拡大表示される」機能が追加された、というものです。(最近はシステムを他の人に作っていただくこともありますが、今回は表示システムの部分は全部自分で作っています) SAT大蔵経DBはこちらです。 そして、この位置合わせを行うにあたって、NDL古典籍OCRで生成したテキストデータが非常に役立った、ということなのです。 例として、以下のURLで表示可能な経典を用いてみます。 21dzk.l.u-tokyo.ac.jp 先に具体的な使い方をご説明しますと、今回、下記のところに新たにチェックボックスが2つ追加されました。 たとえば、上記のように「宮内

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    Unimmo
    Unimmo 2023/09/01
  • デジタルアーカイブ学会賞授賞を機に『日本の文化をデジタル世界に伝える』を改めてご紹介 - digitalnagasakiのブログ

    昨秋、『日文化をデジタル世界に伝える』という著書を刊行した。このブログでは刊行の経緯について触れたことがあり、また、大学院生の方々による紹介記事を掲載したことがあったが、内容について、自分ではあまり触れなかった。このが、ありがたくもデジタルアーカイブ学会の賞をいただくことになり、最近、そのための挨拶文を書くという機会があり、また、少し前に、ありがたいレビューをいただいたこともあり、改めてこのが伝えようとしていることについてちょっと記しておきたい。 書は、端的に言えば、文化資料デジタルアーカイブの構築・運用を扱うものである。そして、技術的な事柄を基礎として、そこから立ち上げってくる種々の課題に ついて解説したものである。近年デジタルアーカイブにおいて中核的なものとなってきているWeb技術は日進月歩だが、同時に、常にその技術的制約によって 提供者・利用者ができることが変わり続けている

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    Unimmo
    Unimmo 2020/11/08
  • 「デジタルアーカイブ」における日本語古典籍+翻刻とIIIF、そして皆様の取組み - digitalnagasakiのブログ

    このところご紹介を続けている「デジタルアーカイブ」の画像共有のための国際規格、IIIFですが、今回は、日語古典籍の扱いについての近況と、みなさまの取組みについて、知る範囲で少しご紹介させていただきます。 IIIFではあれができる、これができる、という話をずっとしてきました。一方で、ほとんど西洋の資料を中心に展開してきた話でしたので、日や東アジアの資料にうまく対応できるのか、というところは気になっていたところかと思います。 規格に関する課題も、深く追求していくと色々あるのですが、それはかなり深い問題にまでつながるような話でもあり、文字の問題に行き着いて、Unicodeをどうするかということになってしまったりして、そもそも現在のコンピュータ上でうまくできるのかどうかという話になってしまうことも少なくないと思います。比較的浅いところでは、Linked Dataとして作られているにもかかわらず

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  • 「デジタルアーカイブ」を考える―「日本」がそのアイデンティティを取り戻すために - digitalnagasakiのブログ

    「デジタルアーカイブ」に関わる技術について、このブログでは主に扱ってきている。基的に目指しているのは、そういう情報をきちんと共有して、「車輪の再発明」を避けつつ、無駄な投資も避けて、「デジタルアーカイブ」が適切な歩みを進めていくことに少しでも役立てばと思って、ブログだけでなく、呼ばれれば世界中どこでも参上して情報提供してきている。できれば交通費は出していただけるとありがたいが、大きな波及効果が見込まれる重要な会合なのにどうしても交通費を出せなければこちらの負担でおうかがいすることもやぶさかではない。 しかしながら、なぜ、自分がそういうことをしているのか、それによって何を目指しているのか、ということについてはあまり書いたことがなかったので、2ちゃんねる用語で言うところのチラ裏になってしまう上に、やや断片的になってしまうが、特に、最近重点的に考えていることを少しだけ書いておきたい。 明治維新

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