広瀬めぐみ参院議員(58)=自民離党、岩手選挙区=が、公設第2秘書の給与を国からだまし取ったとされる事件で、広瀬氏が事務所関係者とのLINE(ライン)のやりとりで、給与受領について「違法なこと」と記していたことが1日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部もこうしたやりとりの記録を入手。広瀬氏への任意の事情聴取で、認識を確認するとみられる。 関係者によると、広瀬氏は給与受領を巡り、事務所関係者とのラインで「やっぱり違法なこと」などと記していたという。第2秘書に支給された給与については大半を毎月受領していたとみられ、詐取金は数百万円に上る可能性がある。 特捜部は7月、詐欺容疑で東京・永田町の議員会館事務所や岩手県の関係先などを家宅捜索。広瀬氏が第2秘書に勤務実態があるように装いながら、計画的に給与を詐取した疑いがあるとみて、押収資料の分析などの裏付けを進める。 ◇ ◇ 記事全文は