<今年1月時点で既に軍務に就く女性は4万5000人を超えている。ウクライナ軍は女性の徴兵に踏み切るのか?> 女性の徴兵もあり得る──。ウクライナが兵力増強に悩むなか、同国軍前総司令官のザルジニー駐英大使が10月17日、英王立国際問題研究所の講演でそう発言した。「欧州を戦争から救うために女性を徴兵する必要があるなら、私たちは必ずそうする」 ロシアのウクライナ侵攻から2年半以上が過ぎた今、両国は消耗し切った兵力の補強というジレンマに直面している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが9月に報じたところによれば、両軍兵士の死傷者数は約100万人だ。 ウクライナ当局者からは、首都キーウが陥落したら、ロシアの攻撃はほかの欧州諸国に及ぶとの声が上がっている。ウクライナ政府系メディアによると、今年1月時点で、軍務に就く女性は既に4万5000人を超える。 今年7月、ステファニシナ欧州統合担当副首相(当時)
オーストラリアはウクライナの戦争努力のために余剰のM1A1エイブラムス戦車49両を供与すると表明した。ウクライナにとってまさに絶好のタイミングでの支援になる。というのも、米国製のこの戦車をウクライナ軍で唯一運用する部隊である第47独立機械化旅団は、戦闘での損失で戦車が不足しているからだ。 エイブラムスの供与はおよそ2億4500万豪ドル(約245億円)相当の新たな支援パッケージの一部で、17日からブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)国防相会合でオーストラリアのパット・コンロイ国防産業相がウクライナ側に直接伝える予定だ。 コンロイは供与するM1A1について「ウクライナ軍の火力と機動性を高めるとともに、われわれのパートナー諸国によるウクライナ軍機甲部隊への支援を補完するものになる」と述べている。 重量60t強、乗員4人のこれらのM1A1は、オーストラリア陸軍の機甲部隊が今年、新型の
日本に移住するまで25年間ドイツに暮らしていたが、今のドイツ社会を語るにはたまには現地へ行ってその空気に身を浸さないとわからないことがいろいろとある。技術が発展してビデオ通話で自然にコミュニケーションをとっているつもりでも、こぼれ落ちる情報は想像以上に多いのだ。 ということで先日ドイツに戻った際、ウクライナ戦争や移民難民問題についてどんな風に思っているかを家族や友人に聞いてみた。数年前なら「なぜ我々ドイツの正しい方法を他の国は理解しないのだろう」的なパワフル理論を(絶妙に現実を無視しながら)主張していた気がするのだが、今回はむしろ「正直、そのあたりを真面目に考えるのに疲れてきた」という諦念が混じった感触の人が多くて驚いた。
中国は米史上最大の課題 キャンベル国務副長官 2024年09月19日16時54分配信 【ワシントンAFP=時事】米国務省のカート・キャンベル副長官は18日、下院外交委員会で証言し、中国は米国の全歴史を通じて最大の挑戦を突き付けてきており、その脅威は東西冷戦をもしのぐとの考えを示した。(写真は米国家安全保障会議〈NSC〉のインド太平洋調整官を務めていたカート・キャンベル氏〈右〉) キャンベル氏は、「(中国は)わが国史上最大の課題だとの認識がある」とした上で、「正直なところ、中国からの多面的な挑戦と比較すれば、冷戦も見劣りする」と語った。 さらに、中国の脅威について「軍事的な挑戦にとどまらず、全般にわたる。グローバルサウス(新興・開発途上国)との関係においても、技術面での挑戦においても、われわれは全方位で取り組みを強化する必要がある」と述べた。 中国との競争で優位に立つためには、先進技術への投
<これまでにもセイム川に架かる複数の橋を破壊してきたウクライナ軍。最新の映像には、巨大な水柱が立つ瞬間が> ウクライナ軍はロシア・クルスク州の浮橋をさらに1つ破壊したとみられ、新たに公開されたソーシャルメディア上で拡散中の動画がその様子を伝えている。 【動画】ロシア軍の「重要な補給路」である浮橋を完全破壊...ウクライナ軍のHIMARS攻撃で巨大な水柱が立つ瞬間 映像には、ウクライナ軍機がセイム川に架かる浮橋を攻撃する様子が映っている。テレグラムチャンネル「Shrike News」によると、ウクライナ軍は認識していた9つすべての浮橋を破壊したという。 攻撃に使用されたのは、高機動ロケット砲システム「HIMARS」だとみられる。ウクライナ軍はこれまでにもセイム川に架かる橋3つのうち少なくとも2つと、複数の浮橋をそれぞれ別の攻撃で破壊していた。これらの橋はロシア軍が主要な補給路として使用してい
<携帯式防空ミサイルシステム「MANPADS」によって撃墜されたSu-25戦闘機。ウクライナ侵攻以降、ロシア空軍の被害は拡大し続けている> ウクライナの第28独立機械化旅団の対空部隊は、携帯式防空ミサイルシステム「MANPADS」を使ってSu-25を撃墜したという。このときSu-25は、「国防軍の部隊に向かって攻撃をしようとしていた」としている。 Warriors of the 28th Separate Mechanized Brigade shot down a Russian Su-25. It happened in the Kramatorsk direction, Donetsk region, the date is unclear. Glory! pic.twitter.com/zur6XWaxgb — Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_e
<携帯式防空ミサイルシステム「MANPADS」によって撃墜されたSu-25戦闘機。ウクライナ侵攻以降、ロシア空軍の被害は拡大し続けている> ウクライナ軍は、東部ドネツク州でロシアのSu-25戦闘機を撃墜したと発表し、その瞬間を捉えたとする映像を公開した。映像には、高速で飛行する2機の戦闘機のうち1機に防空ミサイルが直撃し、炎上しながら地面に墜落するシーンが映し出されている。 ■【動画】ロシア戦闘機、「携帯式兵器」で墜落される瞬間...ドネツク州でのミサイル命中シーンをウクライナ公開 ウクライナ国防省も撃墜があったとされる8月28日に、「第28機械化旅団のウクライナの戦士たちが、クラマトルスク方面でロシアのSu-25戦闘機を撃墜した。ブラボー!」とソーシャルメディアに投稿した。 ロシア空軍は、2022年2月にウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの本格侵攻を開始して以来、甚大な損害を被っ
ウクライナ空軍は、デンマークから供与されたばかりのF-16戦闘機の1機を、26日にあったF-16戦闘機による最初とみられる迎撃戦闘の際に失った。悲劇的なことにパイロットのオレクシー・メシ中佐も死亡した。 このF-16は撃墜されたのではなく、何らかの事故で墜落したらしい。ウクライナ軍参謀本部の発表によると、当該機は迎撃戦闘のため「次の目標に接近していた間に交信が途絶え、のちに墜落が判明した」という。ウクライナ国防省は墜落原因を究明するため特別委員会を設置した。 デンマークのほかベルギー、オランダ、ノルウェーから少なくとも計85機が供与されることになっているF-16の第1陣は、1年以上にわたる準備を経て最近ウクライナに到着したばかりだった。26日に出撃し、ドローン(無人機)、巡航ミサイル、弾道ミサイル計230機・発を用いたロシアによる過去最大規模の空襲からウクライナの都市を守るのに貢献した。
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