動物・植物の話題 パパイアの中から脳? うるま市の民家で見つかる2010年6月30日 パパイアから出てきた「脳」の形にそっくりな種=うるま市赤野 【うるま】うるま市赤野の浜川哲男さん(61)宅の庭先でなったパパイアの中からこのほど、不思議な白い塊が出てきた。種を包み込んでおり「脳」にも見える。パパイアを切り開いた瞬間、家族はびっくりしたという。 約2年前、哲男さんが庭に投げた種が育ち、約1キロほどの実をつけたもの。調理しようと思った妻サヨ子さん(56)が包丁を入れたところ、中から右脳と左脳のように形作られた真っ白い実が出てきた。同じ木になったほかのパパイアには普通通りの黒い種があった。 海洋博覧会記念公園管理財団植物課の久高弘輝さんは「花が咲いた後の受粉の際にまれにできる。おしべとめしべの癒合がうまくいかず、中心部に種と思われるものが残った状態かと思われる。初めて見たが、面白い」。