浦和低迷の原因は、サポーターの顔色をうかがいすぎるフロントにある! 終盤戦に突入したJリーグで、強豪の浦和が低迷中だ。なかなか勝ち点を積み上げられず、柱谷GMを更迭するなど残留争いに巻き込まれている。 成績不振は観客動員にも直結し、埼玉スタジアム(約6万人収容)には空席が目立つ。このままではかつての本拠、駒場スタジアム(約2万1000人収容)で十分になってしまいそうだ。僕は内部の事情に詳しいわけではないけど、低迷の最大の理由を挙げるなら、やはり親会社から派遣されたフロントによる、ここ数年の一貫性のない経営とチームづくりだろうね。 2007年にアジアチャンピオンズリーグを制して以降、ビジョンの曖昧な監督人事で次々と失敗を重ね、タイトルから遠ざかり、契約期間途中での解雇による多額の違約金支払いで経営面にもダメージを受けた。 さらに、闘莉王らチームに不信感を抱いた主力選手の流出を止められず、長谷