自分で言うのもなんですが夫婦仲良い方だと思うんです。 とてもありがたいことです。 でも、我が家の夫婦像が完璧なものかと言えばそうではなくて、お互いの性格やらバックボーンやら、親族との絡みやその他諸々が複雑怪奇に絡み合うのが現代社会ですよね。 なのである種、どこまでいってもよその夫婦が羨ましくもあるし、そもそも比較するものでもないだろうし、自分たちが幸せならそれで良いんだろうな、なんて思うわけなんです。 そんなことをつらつらと思いながら、出張先のホテルで1人で読んでちょっと寂しくなったのが絲山秋子さん著の小説『夢も見ずに眠った』です。 夢も見ずに眠った。 作者:絲山秋子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/01/26 メディア: 単行本 ぼくが物語にどっぷり浸かった中盤あたりまでのネタバレありであらすじ紹介しますので、以下よろしくお願いします。 あ、オチは書きませんよ?そこ