イタリアでの出場停止処分撤回を求めていたアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)だったが、この訴えが棄却された。これにより、バルベルデは2011年5月10日までイタリア国内のレースに出場できないことが確定した。 このニュースはイタリアのガゼッタ紙が報じており、イタリア五輪委員会(CONI)も認めている。バルベルデの処遇に関しては、CONIに彼を出場停止とする権利があることは承認されており、CONIはイタリアのアンチドーピングと自身の規則に従って下したと語っている。 元々、CONIは2008年ツール・ド・フランスにおける薬物検査で採取したバルベルデの血液サンプルのDNAが、2006年5月のオペラシオン・プエルトのドーピングスキャンダルで押収した血液バックの中にあったものと一致したと発表し、出場停止処分を科す決断を下していた。 一方でバルベルデは一貫してドーピング使用を否定