厚労省 生肉で飲食店に要請へ 5月5日 12時23分 富山県や福井県などにある焼き肉チェーン店で、生の牛肉のメニューが提供され集団食中毒で4人の客が死亡した問題を受けて、厚生労働省は、国の衛生基準を満たしていない牛肉については生のまま客に提供しないよう全国の飲食店に要請することになりました。 この問題では、食中毒の症状を訴えている客の多くがユッケを食べていることから、ユッケに使われた生の牛肉に大腸菌が付着していたとみられています。厚生労働省は、生のまま食べる肉について衛生基準を設けていますが、少なくとも平成20年度以降はこの基準を満たして出荷された牛肉はなく、多くの飲食店がそれぞれの独自の判断で生の牛肉を客に提供しているのが現状です。食中毒を起こした焼き肉チェーン店について、厚生労働省は「生のまま牛肉を食べることの危険性について、認識が甘かった」としており、店側の衛生管理に問題があったとみ