家族との関係を娘目線で振り返る本連載。幼少期、思春期を経て、親に感じていた気持ちを探ります。(~その1~はコチラ) 今回お話を伺ったのは、都内の有名企業で働いている成美さん(仮名・39歳)。山梨県出身で、両親との3人家族。祖母に厳しく躾けられ、親族間の中では女性はこうあるべきという認識を小さいころから植え付けられていきます。その環境に馴染めず違和感を払拭することができなかった成美さんは親族唯一の例外だった叔母さんと同じく、東京の有名大学を目指し、無事合格します。 「大学に受かったときは、両親も親族みんなも喜んでくれました。親族の中では目立つ存在ではない父親も集まりの最中に酔っ払い、『自分の子が一番賢い』と大声で言ってしまったりとハラハラする場面はありましたが。私自身も今まで私のことを度々母親に注意していた伯父が何も言ってこない姿を見て、晴れ晴れした気分でした」 有名企業に就職しても、次は結
![【娘のきもち】列を乱さないことが正義? 親族という狭い世間の中で横行するマウント合戦~その2~ | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/396222e57a25c5033d6d5800b328ea69bd770a5e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fserai.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F12%2F4103013_s.jpg)