俺がまだ小学生だった1980年代。 ユーモアたっぷりな、憎めない変態どもが、近所にうじゃうじゃ存在していた。 そんな中、最も印象に残っている、愛すべき変態をご紹介。 今振り返っても、カレらの素敵な変態っぷりには脱帽する。 その①『ケツおじさん』 小学校三年生の時、俺は近所のそろばん塾に通っていた。 塾が始まるまで、同じく塾に通う近所の子供達と共に、公園や神社や道路などで遊ぶのが日課となっていた。 いつもの様に遊んでいた、ある日の夕暮れ時。 なにげなく見た、先にある曲がり角から、見慣れぬモノが突き出ているのを発見する。 「アレ・・・ケツじゃねえ!?」 おそらく街角でこんなセリフを吐くのは、長い人生の中、最初で最後ではなかろうか。 不条理な事に、塀からケツ・・正確には白いブリーフがにょっきりと生えていたのだ。 「ケツだケツ!!間違いねえ!」 「行ってみようぜ!」 俺の意見に賛同してくれた仲間と