私は『産経新聞』しか取っていないので、全紙そうなのかは分かりませんが、昨日の『サピオ』』(5月26日号)の広告には「ゴー宣」が出ていませんでした。今までは、必ず出ていたと思うのですが、私の錯覚でしょうか。
![なんでだろう? | 新田均のコラムブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38f5b304e564b2159da258d4087ac76c44cee703/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F200604%2F05%2F19%2Fb007141920061004001407.jpg)
漫画家の小林よしのり氏が「専門家」と讃える高森明勅氏による神話解釈を根拠にして、「神話上、天皇を女系と断定することはできないのではないか」と『国民新聞』(平成22年1月25日)に書いたら、「やっぱり素人である」と「爆笑」されてしまいました(『サピオ』2010年3月10日号)。 今回は、その素人の爆笑ものの文を掲載します。 神話上、天皇は女系だったのか 女系天皇是か非かという議論に関心を持つようになってから、ずっと心に引っかかっていたことがあった。それは「皇祖天照大神は女性なのだから、天皇は本来女系だったと考えられる」という議論である。これはスサノオノミコトとの「うけひ」の際に誕生されたアメノオシホミミノミコト以下の男性神を「吾子(児)」だとした天照大神の言葉に依拠している。しかし、この大神の言葉が、アメノオシホミミノミコト以下の男性神は「自ら産んだ子である」との意味であり、古代の人々もその
書評『皇位継承の危機いまだ去らず』(櫻井よしこ・大原康男・茂木貞純著、扶桑社) 2010年 02月 16日 『日本の息吹』(平成22年2月号) 平成十八年九月六日、悠仁親王殿下がご誕生になられた。この年は、年始早々、「皇室典範に関する有識者会議」の報告書に基づいて、「女性・女系天皇の容認」「長子優先」を骨子とする皇室典範改正案が国会に上程され、そのままであれば可決成立するはずだった。ところが、二月七日、突如、紀子殿下ご懐妊が報じられ、上程は中止。さらに悠仁殿下のご誕生によって法案はお蔵入りとなった。 その直後、扶桑社発行の季刊誌『皇室』は、四回にわたって櫻井よしこ氏と大原康男氏の皇位継承問題を中心とした対談(司会・茂木貞純氏)を掲載した。本書はその連載に、櫻井・大原両氏による現時点での「皇位継承」問題の動向分析と今後の課題に関する新たな論考を加え(第一章)、さらに茂木貞純氏による「神話から
今日の私達はかなり単純で、軽薄な価値観や歴史認識に取り巻かれている。その一つは「成功することがこの世での最高の価値である」というものだ。これをしゃれた言葉で言えば「アメリカン・ドリーム」ということになろうか。この価値観は、一旦、失敗したり、挫折したりすると、容易に「自己否定」「自虐史観」に変わってしまう性質をもっている。要するに、「結局は失敗したんだから、すべては無駄だった、間違いだった」と。 西郷隆盛は、つい最近まで、多くの日本人の心を捉えてきた人物なのだが、「成功が全て」という価値観に立つと、その人気の理由が理解できない。たしかに、大まかに見れば、前半生は「大成功」だったとも言えるが、後半生、特に最後は悲劇である。だから、「成功が全て」という価値観では、西郷さんに対する根強い人気の秘密は分からない。 しかし、少し立ち止まって考えてみると、私達の先祖は「善か、悪か」「成功か、失敗か」「有
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