[Rose Ritchie(IBM認定シニアプログラムマネジャー), Bernie Michalik(IBM認定シニアITアーキテクト),@IT] 3回にわたってお送りする本シリーズの2回目は、製品・システム開発用の汎用グラフィカルモデリング言語、Systems Modeling Language(SysML)を使ったシステムストラクチャダイヤグラムの作成方法について解説する。パート1(「汎用グラフィカルモデリング言語『SysML』 パート1」)ではこの言語を紹介し、その要件、ユースケース、およびテストケースの各ダイヤグラムについて解説した。パート3は、SysMLの動作ダイヤグラムを解説し、その割り当てメカニズムを説明する。ここでは全体を通じて組み込みシステムの実例を利用している。 本シリーズでは、システムエンジニアリング用標準モデリング言語の1つであるSysMLを紹介する。SysMLは、