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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (51)

  • 自意識の牢獄。どぎつい生。 - シロクマの屑籠

    40歳になった女性・綾が住む街・・・それでも、女の人生は続く。(1/2)[東京カレンダー] 優越感ゲームから降りられなかったオトナ女子「40歳OL」の正体 - 日々の音色とことば 40歳になっても自意識の牢獄から抜け出せない女性。凄絶である。 ふたつめのリンク先で示されているように、ひとつめのテキストが実在の人物か否かはさしたる問題ではない。それより、この「おはなし」が沢山の人の感情的反応を呼び起こしたこと・一定のリアリティが感じられることに意義があるのだろう。 40歳にもなって他人との比較に終始し、自分より上か下かに汲々とする自意識が牢獄めいているのは、そのとおりと思う。このような人生を歩む人は男性にも女性にもいて、何歳になっても優越感ゲームがやめられない。周囲の人の眉をしかめさせることも多い。「自分より上か」「自分より下か」という視点をあまりにも強く内面化しているので、人をみる時にも、

    自意識の牢獄。どぎつい生。 - シロクマの屑籠
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    Vorspiel 2015/11/10
  • エロがお粗末だった「泣きゲー」と、私 - シロクマの屑籠

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    Vorspiel 2015/10/27
  • 私は、弾劾のプロセスとネットの性質に戦慄したんですよ - シロクマの屑籠

    ネットの暗い情念が“世論”と接続してしまう怖さ - シロクマの屑籠 昨日の記事にいろんなコメントがはてなブックマークやtwitterで集まっているので、補足……というより、大事なことだと思うのでもう一度書きます。 断っておきますが、今回の佐野氏の件はグダグダ&問題だらけにみえ、すでにエンブレム使用中止が決まった今だからあえてインターネット上に書くと、「こんな庶民感覚からズレて、胡散臭いデザインなど消えてしまえ」と私個人は思っていました。佐野氏の迎えた顛末は自業自得な部分を多く含み、結果として、大会運営者の姿勢にも疑義を突きつけるものになったとは思っています。この個人的感想は以下を説明する前振りとしてここに書きましたが、件が騒動になっている間、オンライン上に吐露しないよう意識していました。 私はエンブレム中止や佐野氏自身に戦慄したのではなく、弾劾のプロセスとインターネットというメディアの特

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    Vorspiel 2015/09/03
  • ネットの暗い情念が“世論”と接続してしまう怖さ - シロクマの屑籠

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150901/k10010212001000.html 佐野研二郎さんがデザインしたオリンピックのエンブレムが、使用中止になった。デザインにどういった問題があったのかは、私は素人なのでよく知らないし興味もない。ただ、件がネット上で巨大炎上を遂げ、延焼に延焼を重ねてエンブレムの使用中止にまで追い詰められた事態は気になった。 「叩けば埃が舞い上がる」「次から次へと燃料がくべられる」――件は“ネット炎上芸”としては満点をつけたい連鎖反応を呈していた。そういった連鎖反応に際しては、新国立競技場の揉め事以上に“ネット世論”のほの暗いパワーが炸裂していたと思う。 デザイン業界の連中が迂闊なのが、今回の件ではネトウヨが大いに関与している点を甘く見てるところだ。暇な匿名ネトウヨの一致団結・糞義憤っぷりを相手にしたら、背負うものがある実

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    Vorspiel 2015/09/03
  • えー?でも私は『艦これ』をめっちゃ楽しんでますよ? - シロクマの屑籠

    全員を不幸にさせ続ける「艦これ」の「難しさ」 - 深海の底から リンク先の記事、だいたい良いことが書いてあって面白いんですけどねぇ。 イライライライラと。 緩やかなソーシャルは今や鉄火場だ。 この地獄を作り上げたのは、運営に他ならない。 お見事。すべての人を満足させるのは難しいけど、すべての人を不幸にするのも難しい。 すべての人を不幸にする。それをやり遂げた運営には拍手しかない。 http://dottyanen79.hateblo.jp/entry/2015/08/26/174558 ちーっす。艦これ夏イベントを楽しんで幸せいっぱいなシロクマと申します。私は艦これプレイヤーですが、「全員を不幸にさせ続ける」なんて運営さんに思っていませんよー。 今回の夏イベントでは、私は前半戦で苦しみました。E-1甲を水雷戦隊で戦っていたんですが、緒戦からボコられてボコられて。これまでのイベント傾向から「

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    Vorspiel 2015/08/28
  • 「俺の『艦これ』」。 - シロクマの屑籠

    他人がどんな風にゲームと向き合い、どんなゲーム体験をしているのか、当のところは誰にもわからない。 『艦これ』もそうだ。 『艦これ』はリソース管理ゲームだ。つまり、ゲーム運営によってプレイヤーがリソースを管理されるタイプの、あれである。だから、プレイヤーのやる事も、プレイヤーが欲することも、基線としては同じだ――毎日、艦娘をキラキラになるまで磨き上げる。リソースが破綻しないよう“適切に”管理する。仲間になった艦娘を育てる。そんなところだろう。 でも、プレイヤー個人の脳内で繰り広げられる、それぞれの「俺の『艦これ』」はどう考えても同じじゃない。ルールがシンプルで、戦闘も艦娘も疎な情報で構成されているので、『艦これ』は脳内補完や空想や妄想のたぐいに向いている。二次創作が流行るのもわかるし、贔屓の艦娘が誰なのかによっても、プレイヤーの体験は違ってくるだろう。台詞や史実を材料として、あれこれカッ

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    Vorspiel 2014/07/08
    うん、まあ、分かる。勿論これが唯一のプレイスタイルではないにせよ / キラ付けはほとんどやらないが、やる時は余ってるまるゆを使う。すぐ治るし
  • マイルドヤンキーに「貧困」「反知性主義」が短絡される現象について - シロクマの屑籠

    「マイルドヤンキー」という言葉があぶり出した日の階層:日経ビジネスオンライン 私もリンク先の視点に賛成だ。 若者文化の表象を理解する糸口として「ヤンキー」「マイルドヤンキー」といった言葉を用いるのは悪く無いと思うし、そこからマーケティング論を展開するのも面白い。だが、そういうストーリーから「マイルドヤンキー=貧困」となり、あまつさえ「マイルドヤンキー=みんな馬鹿」的な誤解を生みそうになっている現状は、ウヘェ、と思わずにいられない。 予め断っておくと、原田曜平さんの『ヤンキー経済』も、斉藤環さんの『世界が土曜の夜の夢なら』も、とても興味深く、面白いだ。前者はマーケティングの視点からヤンキー的地方民を書き綴っただし、後者はヤンキー先生こと義家弘介さんのヤンキースピリットに潜む反知性主義を指摘し、ヤンキー→ヤンキー的なものへの変遷を知るヒントを彩り豊かに紹介している。 だが、こうしたヤンキ

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    Vorspiel 2014/05/15
  • ネットでは、給湯室談義が権力を帯びるようになり、ワイドショー人間が権力者になる - シロクマの屑籠

    昨日の続き。 これまでの社会では、ほとんどの人間がワイドショー的なお喋りに耽っていようとも、たいして問題になることはなかった。 もともと人間は、ある程度までワイドショー的だ。給湯室談義も、床屋談義も、居酒屋談義も、かしこまって専門的に喋るわけでも、責任を意識しながら喋るわけでもない。学術的な正確さよりもゴシップや醜聞に惹かれ、下世話な話題に相槌を打つ――そうした泡のような言葉は、歴史が始まって以来、無数にわき起こってきたし、これからもわき起こるだろう。 問題は、そうした給湯室談義、居酒屋談義的なものが、インターネットでは泡のような言葉として消えてしまわず、ときには権力や強制力を帯び始めるって点だ。 素人同士のワイドショー的会話は、来はたわいもなく話され、たわいもなく忘れられていくものだった。純粋な話し言葉だった頃のワイドショー的会話は一過性の度合いが強く、まさに泡のような存在だった。 そ

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    Vorspiel 2014/03/20
  • 国道沿いでも、若い人はネットをちゃんと使いこなしてますよ - シロクマの屑籠

    インターネットは都市部と地方の格差を縮めたか - ボンダイ リンク先は、全国の地方インターネット愛好家を敵に回しそうな文章でした。なに?「田舎の若者はみんなガラケー開いてケータイ小説読んでいる」ですって? いったい何年前の地方ですか。引用文献が全体的に古いところをみると、地方の情報インフラ事情をよく知らない人が、文献だけを頼りにまとめた文章のようにも読めます。そりゃ東京に比べて、ガジェットの流行が一段階遅れてはいますよ。でも、地方でもiPhoneは「ライバル達に差のつくデジタルガジェット」じゃなくなっているし、若い人はfacebookやtwitterをバンバン使っています。 リンク先の筆者は、「湘南育ち」のシティボーイのようです。向日葵が太陽の方角ばかり向いているように、定めし、東京だけを見つめ続けた思春期を過ごしてこられたのでしょう。そして地方のヤマダ電機やイオンには、あまり足を運んでい

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    Vorspiel 2013/06/29
  • "叩いて構わない奴はとことん叩く"空気と、いじめの共通点 - シロクマの屑籠

    ネットを眺めていてふと気付いた。 現在、日のメディア上では、ネットであれテレビであれ「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ」という風景がリピート再生されている。なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでなく、責任者は罵倒され、土下座させられる。法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを、社会正義とみなすような空気ができあがっている。もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはないし、マスメディアも何わぬ顔で報道する*1。バッシングが公認される大義名分がある限り、責任者が唾を吐きかけられてもしようがないよねー、という不文律ができているらしい。 インターネット上での“炎上”も似ている。失言・過失・違法行為があったと判明し

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    Vorspiel 2012/07/07
  • 「想像力の欠如した」路上パフォーマーが、秋葉原の歩行者天国を危機に晒す - シロクマの屑籠

    日曜日の秋葉原に出かけると、そこは歩行者天国。都内で数少なくなった歩行者天国エリアの一つとして、今日も大いに賑わっている。近年の秋葉原の場合は、単に歩行者の往来に便利というだけでなく、様々な路上パフォーマーやコスプレイヤーが彩りを添え、道行く人々を楽しませてくれる。企業のビラ配りのメイドさんばかりではなく、自主的なコスプレイヤーや路上パフォーマーが様々な催しをみせてくれる現状は“オタク文化圏の中心都市”に恥ずかしくない興隆であり、21世紀風俗の一コマとして歴史に名を刻むことを私は疑っていない。 こうした路上パフォーマンスやコスプレイヤーの出現は、主に『電車男』が流行する前後ぐらいから目立つようになったと記憶しているが、現在ではすっかり秋葉原の風景に溶け込んでいると言える。よく晴れた日曜日などは、コスプレした女の子達のミニ撮影会・ミニリサイタル的な集団に殆ど確実といって良いほど出くわすし、そ

    「想像力の欠如した」路上パフォーマーが、秋葉原の歩行者天国を危機に晒す - シロクマの屑籠
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    Vorspiel 2008/04/10
    そろそろ一般ニュースに取り上げられるような状況になってきたので思い出しブクマ。