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ブックマーク / imaging-world.net (8)

  • 写真の構築プロセス、意図を明確にしながらRAW現像をすすめる – 紅葉の谷川岳編 | Imaging World

    構図の意図主題は雲の中に浮かび上がるトマの耳(谷川岳の山頂のひとつ)、山頂へ繋がる稜線にある岩(右手前)とそこから切れ落ちていく渓谷(左中央)、めまぐるしく変わる空模様と時折差す青空。個人的に谷川岳の全部がギュッと詰まったワンシーンです。 一般的な構図パターンに当てはめるとフィボナッチ螺旋構図に収まります。 要素の配置的にはフィボナッチ螺旋構図に収まっていますが、それ以上に前後の質感の対比、左右の凝縮感と抜けの対比と言った要素を組み立てていった結果であって、あまり最初から螺旋に収めようという意識はしていません。 参考までに、撮影時に私が感じている線の流れを赤線で表してみました。概ねフィボナッチ螺旋に沿っているのですが、意識としてはそれ以上に入り組んだ面の流れを気にしています。世界はそんなに単純な線で構成されてないよーということですね。ですので流れがある程度まとまりながらキマるアングルを考え

    写真の構築プロセス、意図を明確にしながらRAW現像をすすめる – 紅葉の谷川岳編 | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/10/16
  • Lightroomの2つのトーンカーブを併用してより細やかな制御をすることができる | Imaging World

    記事はLightroom Classic CCでの動作を基にしています。バージョン・環境によってうまく行かない情報がありました。現在検証しています。また、基的にパラメトリック編集→ポイントカーブ編集の手順が扱いやすく上手くいくようです。 気付いたきっかけはVSCO Film先日ふと有料LRプリセットVSCO Filmに付属しているTool Kitに含まれるContrastというメニュー(プリセット)の中身が気になったので調べてみました。 VSCO Film というのも、このContrastを適用してもLRの基補正にあるコントラストもトーンカーブもパラメータに変化がないのにたしかにコントラストは変化するのです。 Contrastメニューの元になっているプリセットファイル(XMP)をテキストエディタで開き内容を確認してみるとパラメトリックに関する項目を変更しているようです。パラメトリッ

    Lightroomの2つのトーンカーブを併用してより細やかな制御をすることができる | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/07/06
  • サブカメラにX-T20を購入してみた【ファーストインプレッション】 | Imaging World

    3月にマイクロフォーサーズとソニーEマウントをニコンのFマウント(D800E)に一化したばかりなのですが、やはり諸般の事情でサブカメラが必要になったのでフジフイルムのX-T20を購入してみました。仕事の合間にパパッと撮ってきただけなのでレビューというよりインプレッションですが気が付いたことなどをまとめておきます。 X-T20を選んだ理由サブカメラを選ぶ場合、一般的には以下の3つの選び方をするかと思います。 まったく同じ機種(完全なバックアップ)同じマウントで用途をずらした機種(高画素機 or 連写機など)別のアプローチができる機種私の場合、最初は2の方法でD500を検討していました。ニコンの17-35mm F2.8を使えば標準ズームの代わりになりますし望遠域をさらに拡大することもできます。そしてAPS-CということでAFエリアが広く連写も速いのでD800Eが苦手な領域をカバーできます。し

    サブカメラにX-T20を購入してみた【ファーストインプレッション】 | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/06/20
    本体の持ちにくさに辟易したので、結局純正グリップ買いました。高いけど…
  • 1枚の写真を現像するための資料を集めておく | Imaging World

    3DCGなどを制作する方にはわりと当たり前のことかも知れませんが、今回は1枚の写真を現像するためにそのロケーションで資料となる写真も集めておこうという話です。 構図といった要素の他に画面を構成する岩や木々など、どんな要素があり、それぞれがどのような表情をしているかを知っておくことは写真を仕上げていく上で重要なポイントです。 画角内に含まれるテクスチャを確認する さて、冒頭の写真はどのような要素で構成されているでしょうか? ざっくりと分けると手前の溶岩、ハイマツやその奥の針葉樹といった植物、その先の空といったところです。しかしよく見てみると岩の中にもごつごつした箇所とスパッとエッジのたった箇所があったり、植物も場所によって生えている木が違ったりしています。私はそれらのテクスチャの違いを確認するために周辺の状況も撮影しておくことがあります。RAW現像のための取材ということですね。 素材写真を撮

    1枚の写真を現像するための資料を集めておく | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/06/12
  • 登山時に見た景色を再現するRAW現像(階調と空気遠近法) | Imaging World

    登山やハイキングなどをしながらいい眺めだな〜と撮った写真が印象と違っていたということはよくあります。後から人がやってくるとか光が強くてファインダーがよく見えないとか要因は様々ですが、アウトドアで歩きながら1発で狙い通りの写真にするのは難しいものです。そんな時は±1段(計コマ)のブラケットでRAW撮影しています。 さて、今回はそんな状況で撮影されたRAWデータを実際の登山中に見た景色の印象(いわゆる記憶色)に現像で仕上げるという話です。 ※RAW現像はAdobe Lightroom Classic CCで行っていますが具体的なパラメータや操作方法などは詳細には触れません。 STEP1 RAW現像の準備まずはRAW現像の準備から。読みこんだままのデフォルトのRAW(左側)にレンズ補正とプロファイル(旧カメラプロファイル)からカメラニュートラルに設定した上で何をすべきか整理します。 ここまでの状

    登山時に見た景色を再現するRAW現像(階調と空気遠近法) | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/05/13
  • 水平が不安定になりやすいシンメトリーな構図をバランスさせるアシンメトリー要素 | Imaging World

    またまた夕焼けが続いてしまいました。今回は夕焼けによる補色関係の構成にもう一歩踏み込んだ構図を組んでみます。要するに冒頭の写真がどうやってできているかというビジュアルウェイトや指向性に関連した話です。 まずは分解してみる今回の写真は一見すると単純な三分割と三角を組み合わせたものに見えますが一筋縄ではいかない細かい罠がたくさんあります。その罠がなんなのかという話に入る前にまずは冒頭の写真がどう構成されているか分解してみましょう。 船の舳先の並んだラインと舷側のラインで手前に向かう三角形を作っています。いわゆる二点透視ですが、注目して欲しいのは最も手前にある舳先。ここが太陽を通る中心線からズレているのがポイントです。 なぜか傾いて見える問題 舳先をズラしたのはなぜなのかという話の前にこちらの写真を見てください。ほぼ同じ場所・時間に撮影した別カット。水平はしっかりととってあるにもかかわらずちょっ

    水平が不安定になりやすいシンメトリーな構図をバランスさせるアシンメトリー要素 | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/05/08
  • 画面内に抑揚をつけ狙ったイメージに近づけるレタッチ設計 【棒ノ嶺 2/2】 | Imaging World

    これまでSpaceFlierで書いていたレタッチノートという、構図からレタッチを経て1枚の写真を仕上げていく工程を綴ったシリーズ。構図について総合的に理論を解説した書籍などもありますが、1枚の写真を組み立てていく工程を深く掘り下げたものは意外と少ないのではないか?という気がしてひとつのブログにしてみました。今回はそんな思いではじめたImaging Worldの最初の記事。冒頭の1枚の構図をどんなロジックで組み立てたのかということを語ってみたいと思います。セオリーは忘れるさて、はじめましょう。ページ冒頭の1枚はレタッチを... その中で最終的にフィボナッチ螺旋に合わせた構図を決定したのですが、今回はそこからどのように仕上げていくのかというレタッチ設計の話をしたいと思います。まずはレタッチ前後を見比べてみましょう。 レタッチの設計その上で、撮影時にどのような意識をしていたかを振り返ってみます。

    画面内に抑揚をつけ狙ったイメージに近づけるレタッチ設計 【棒ノ嶺 2/2】 | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/04/11
  • ファインダーを覗く前に構造を理解しよう【棒ノ嶺 1/2】 | Imaging World

    これまでSpaceFlierで書いていたレタッチノートという、構図からレタッチを経て1枚の写真を仕上げていく工程を綴ったシリーズ。構図について総合的に理論を解説した書籍などもありますが、1枚の写真を組み立てていく工程を深く掘り下げたものは意外と少ないのではないか?という気がしてひとつのブログにしてみました。 今回はそんな思いではじめたImaging Worldの最初の記事。冒頭の1枚の構図をどんなロジックで組み立てたのかということを語ってみたいと思います。 セオリーは忘れる さて、はじめましょう。 ページ冒頭の1枚はレタッチを施した完成した写真。一方で上の写真はその素材となった写真です。都合上すでに構図が決まってしまった写真ですが、皆さんは写真の構図を決定するときどんなことに注意して決めているでしょうか? よく言われる、または目にする三分割や三角、またはS字だったり螺旋構図といったセオリー

    ファインダーを覗く前に構造を理解しよう【棒ノ嶺 1/2】 | Imaging World
    Vorspiel
    Vorspiel 2018/04/10
    「構図のセオリーをファインダー内でやりくりして決めている」自分はまさにこれ。「構図に撮らされている」状態から脱却したいので勉強する
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