フジテレビは9日、都内で役員会議を開き、亀山千広社長(60)の退任を決定した。後任は宮内正喜BSフジ社長(73)が、来月に正式に就任する。 亀山社長は13年6月に就任。視聴率低迷などから、進退問題が取りざたされていた。3月31日の定例会見では、退任について「全く、考えていない」と続投の意思を表明。「僕になってから、全く復活の兆しを見せていないので、復活の兆しを見せるように考えています」と話していた。社長就任から4年での退任となった。 新社長となる宮内氏は67年にフジテレビ入社。制作局長、常務、専務をへて、07年に岡山放送の社長に就任。15年7月にBSフジ社長、昨年6月にフジテレビ・メディア・ホールディングスとフジテレビの取締役に就任していた。