大鰐線、16年度末での廃止を検討 自治体困惑 青森 青森県大鰐町と青森県弘前市とを結ぶ弘南鉄道大鰐線(中央弘前-大鰐、13.9キロ)について、弘南鉄道(平川市)が2016年度末での廃止を検討していることが28日、同社への取材で分かった。 同社によると、27日に開かれた株主総会のあいさつの中で、船越弘造社長が廃止に言及した。大鰐線の赤字が経営を圧迫していることなどを理由に挙げたという。ただ、廃止は総会の議案にはなく、同社も今後、取締役会などでの協議が必要だとしている。 同社によると、大鰐線の累積赤字は約2億3000万円まで膨らんでおり、13~16年度の4年間でも、さらに1億円の赤字が見込まれるという。 株主でもある弘前市の葛西憲之市長は「(廃止は)寝耳に水で、経営者として軽率な発言だ」と不快感を示し、「市民の足を守らなくてはいけない。今後も同社の経営改善に協力していく」と話した。 大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く