岐阜県立益田清風高校(同県下呂市)の女子ハンドボール部では、体罰で退職した非常勤講師が、一般人としてなお指導を続けていたと、学校関係者が証言した。有効な手を打てなかった県教委や学校に、教育関係者からは疑問の声も上がっている。 同校の関係者によると、元コーチの男性は2014年、体罰が発覚して非常勤講師を退職した際、学校側から指導を禁止されたが、それを無視して学校外の練習場で行われる部活動に参加していたという。 体罰を目撃した別の同校関係者は「体罰はずっと当たり前のように行われてきたが、(元コーチは)実績もあり、怖くて誰も何も言えなかった」と打ち明けた。一部の教諭が男性の退職後の行動に疑問を呈することもあったというが、学校側は「(教諭や講師でなく)知らないおじさんが勝手に来ているのだから問題がない」と黙認していたという。 県教委は、男性が懲戒などの処分を受けなかった経緯について「調査中」として
気軽に登れる眺望スポットとして人気の大文字山の山頂付近。府内で最も遭難の多い山でもある(京都市左京区で) 京都府内で山岳遭難事故が急増している。 事案を取りまとめる府警機動警ら課によると、昨年の発生件数(府警による認知件数)は前年の3倍以上、過去10年で最多の46件(56人)に上った。登山の専門家は、京都市近郊の比較的低い山に潜む特有の危険性を指摘。多発する遭難の背景や対策を探った。 好天に恵まれた3月31日、京都市左京区の大文字山(466メートル)の山頂近くは20人近い登山客でにぎわっていた。五山の送り火で「大」の文字のかがり火がたかれる火床周辺は樹木がなく、絶好の眺望スポットだ。 眼下には桜が咲き誇る哲学の道周辺(左京区)、緑に覆われた京都御苑(京都市上京区)などが広がる。大学進学で千葉県から京都市に引っ越してきたばかりという女性(18)は「ちょっと登っただけで、京都が一望できる。いい
「漫画村」など違法アップロードが問題となっている海賊版サイトの数々。その運営資金はサイトに広告を表示することによって得られる「広告収入」によって賄われているとみられています。海賊版サイトの在り方が問われる一方で、広告を出稿している企業や広告代理店に責任はないのか。ねとらぼ編集部が、広告を出稿していた複数の企業に取材を繰り返したところ、一部の広告が取り下げられる事態となりました。 「漫画村」に表示されていた広告。枠内が広告(画像は4月9日時点のもの・画像は編集部で一部加工しています) 4月13日には政府がISP(インターネットサービスプロバイダー)に対して「サイトブロッキング」を促す決定をするなど、社会問題となっている海賊版サイト(関連記事)。なかでも特に問題視されているのが漫画や雑誌、写真集などを違法アップロードしているサイト「漫画村」です。 漫画村のPCサイトでは当初、画面中央に各漫画の
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