「絶滅するにはまだ早い」 現在、国内で唯一カセットテープを製造・販売しているマクセルさんのツイッターアカウントだったのです。もしかしたら、怒っているのかな……。そんな思いもよぎりつつ、せっかく反応いただいたので、この言葉の奥にどんな意味が込められているのか、取材してみました。 取締役と公式アカウントの「中の人」が登場 話を聞いたのは、乘松(のりまつ)幸示取締役とマクセル公式ツイッター「中の人」の2人です。 乘松(のりまつ)幸示取締役 マクセル取締役 ライフソリューション事業本部長。カセットテープの全盛期に同社の米国工場で工場長を務めたカセットテープマスター。大学時代には自身が演奏したピアノをカセットテープに録音していた。カセットテープ巻きは「指で巻く派」。