京都府警には名称と所在地がミスマッチな警察署が存在する。将来的に廃止されることが決まっている京都市左京区の川端署はその代表格だろう。川端通から離れた場所にありながら、どうして川端を名乗っているのか。署の存在が消えてなくなる前に調べてみた。 警察署の名称を考える上で押さえておきたいのが、京都府警が2005年から取り組む署の再編整備だ。狙いはそれまでふぞろいだった管轄地と行政区を一致させ、業務効率を高めること。西陣署、太秦署、松原署など地名を冠した名称も、上京署、右京署、東山署と区名を冠したシンプルなものに順次改称された。 計画では、左京区の一部を管轄する川端署も将来的に廃止され、左京署(下鴨署を改称)に統合される予定となっている。 ところで警察署の名称はどのように決められるのか。警察組織のルールを定めた警察法施行令は「警察署の名称は管轄区域内の主要な一つの市区町村の名称を冠する」「郡、もしく
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