WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は新型コロナウイルスの感染者について、中国から提供されたデータを分析した結果、致死率はおよそ2%で「SARSやMERSほど致命的ではないとみられる」と述べて、致死率は比較的低いという見方を示しました。 データの分析によると新型コロナウイルスの感染者の致死率はおよそ2%で、テドロス事務局長は「SARSやMERSなどほかのコロナウイルスに比べて致命的ではない。80%以上の患者が軽症で回復している」と述べ、致死率は比較的低いという見方を示しました。 2003年に中国やアジア各地を中心に広がったSARSは、致死率がおよそ9.6%でした。 一方で、およそ14%の患者に肺炎や息切れなど深刻な病状がみられ、およそ5%の患者は呼吸困難や多臓器不全など命に関わる病状になるとしています。 テドロス事務局長は中国での新たな感染者数が減っていると指摘しながらも「この減少傾向が
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