新党改革に参加せず、改革クラブを離党した大江康弘参院議員(56)=比例代表=が、幸福実現党に入党することが11日、分かった。大江氏は14日に記者会見を開き、発表する予定。幸福実現党として初の現職国会議員となる。 大江氏は11日、所属する参院会派「自民党・改革クラブ」を離脱した。関係者によると、大江氏は幸福実現党と政治信条が近いことなどを入党の理由に挙げているという。 大江氏は和歌山県議を経て平成13年の参院選に自由党で初当選。その後、民主党に合流したが、小沢一郎代表(当時)の政治手法に反発、20年8月の改革クラブ結成に参画した。舛添要一前厚生労働相が代表を務める新党改革には「政党助成金目当てのまやかしだ」と批判、参加しなかった。