先日、勤め先の先輩の結婚式二次会に出席させていただく機会を得た。その先輩は、筆者が新入社員として今の勤め先に入社した際の先生役であり、これまでとてもお世話になっている。同時に「永遠の独身貴族」とも噂されていたが、このほど遂に人生の伴侶を得たということで、同先輩を慕う大勢の参加者が加わった、とても盛大な会になった。そして、そこではとても懐かしい面々と再会できた。私の同期入社の方々である。 私が今の勤め先に入社したのは折しも就職氷河期のまっただ中、2000年のことである。当時、勤め先はお台場に所在しており、通勤の足には新交通ゆりかもめを観光客やカップルの波にもまれながら使っていた。また、ガンダムが降り立つことなどいっさい想像できないような空き地だらけの風景が広がっていた。海が近かったことで、毎日のようにお昼はお弁当を買って浜辺で食べていた。同期入社の面々との再会を通じてそんな日々を過ごしていた