「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、ベンチャー企業の立ち上げやヤフーでのモバイル開発などを手掛け、ソフトウエア開発業界に広い人脈を持つ荻野淳也氏。現在は珈琲専門 猫廼舎(ねこのや)という喫茶店の店主でもある。今回は、パソコンとの出会いから大学時代のソフト開発のアルバイト経験までを聞いた。 小学校3年生くらいのときにファミコンが出ました。当時からゲームを作る人に憧れがありました。「パソコンサンデー」という番組を見て、プログラマーの中村光一さんが話をしているのをぼんやりと見ていたのを覚えています。家にはファミコンはなく、友達の家に行ってファミコンで遊んでいました。 パソコンと出会ったきっかけは、小学校5年生のときに右手を骨折したことです。外で遊べなくなったから暇つぶしにファミコンを買

