排外主義・歴史修正主義と反震災がれき受け入れ・反「食べて応援」には大きな差異があります。これらを運動において同じとみなすのはあまりにも見方が皮相すぎると思います。 単純に表現すれば排外主義・歴史修正主義は加害者の逆ギレであり、反震災がれき受け入れ・反「食べて応援」は被害者の不信です。 日本における排外主義は旧併合地域の人々を二等国民・三等国民と蔑視し迫害した歴史の延長の上で「悪いのはあいつらだ」と言っているのであり、歴史修正主義は大日本帝国による加害の歴史に対して「そんなに悪いことはしていない」と逆上しているのです。 対して、反震災がれき受け入れ・反「食べて応援」は原発事故による広域放射能汚染という加害の上でその加害の当事者に対する不信の結果としておきているものです。 原発事故による広域放射能汚染は福島第一20Km圏の要救助者を見殺しにさせ、その地域から避難せざるをえなくなった人々の住居を