トヨタ自動車はアルファード/ヴェルファイアのマイナーチェンジを行い、1月8日に発売した。 価格は335.5万円から751万円。立派な高級車の価格であるにもかかわらず、ピークの2015年には国内でアルファード/ヴェルファイアの兄弟車合計で年販10万台超えを達成した。17年実績でも9万台オーバー。合計とはいえその台数はヴィッツに匹敵する。トヨタでも屈指の売れるクルマだ。 マイナーチェンジの中身 マイナーチェンジで最も力が入っているのは予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の第2世代の初搭載だ。従来トヨタは比較的安価な「Safety Sense C」と上級版の「Safety Sense P」の価格帯ハイロー戦略を取ってきたが、第2世代ではこれを統一し、車両の価格に関係なく同等の安全が確保できることを目指すという。 それは、カメラとレーダーが小型化された恩恵であり、ヴィッツ・
![アルファード/ヴェルファイアの深い悩み](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7f4de2bf77d89b7a594f58efba3fa112af59c0c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1802%2F13%2Fl_mf_ikeda01.jpg)