(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプから避難したパレスチナの男性がイスラエル軍に拘束され、衣服を脱がされて何時間にもわたり足止めされていたことがわかった。CNNは当時の写真を入手したほか、目撃者や拘束された人たちから話を聞いた。 写真にはジャバリヤでがれきに囲まれながらしゃがみ込んでいる200人以上の人々が写っている。大半が男性で、その多くはほぼ裸だ。高齢者や目に見えて負傷している人もいる。少なくとも子ども1人も含まれている。 目撃者がCNNに語ったところによると、人々はジャバリヤ難民キャンプを離れようとしてイスラエル軍に拘束された。多くは服を脱ぐよう命じられた後、寒さの中、屋外で何時間も足止めされたという。 人々の疲れ切った顔には、惨めさが浮かんでいる。前の方にいる男性たちは不安そうに真っ直ぐ前を見つめており、後ろの方の男性らは首をのばして何が起こっているのか