トランプ米大統領は3日、ロシアの侵攻にさらされるウクライナへの軍事支援の一時的な停止を指示した。国防総省の報道担当者が取材に明らかにした。戦争の早期終結をめざす米側は、停戦に向けてウクライナ側が米欧…

ロシアによるウクライナ侵略が始まってから今日で丸3年が経ちました。 実に3年間。開戦の年に生まれた子供がもう立って喋っているわけです。生まれてからずっと戦時下の祖国しか知らない子供達です。 命を落とした子供達も少なくありません。国連高等人権弁務官事務所によると、この3年間で死亡した子供の数は少なくとも650人、民間人全体では1万2300人を超えるとしています。負傷者も含めた死傷者数は2024年だけで1万1153人(国連ウクライナ人権監視団調べ)。しかも、これらはあくまでも国連が把握できた数であって、ロシア軍占領下でどれほど多くの人々が傷つき、亡くなっているのかははっきりとわかりません。わかっているのは、とにかく大変な人道危機が引き起こされている、ということだけです。 この戦争については色々な見方ができるでしょう。また、この事態をどう評価して如何に対処すべきであるのかについても、多くの意見が
Photo by Indian Ministry of Defence, via Wikimedia Commons(喫緊の内容を加えて再掲) 再掲の前置き1994年,ウクライナは核兵器を放棄した.アメリカとロシアがウクライナの国境と主権を尊重するという約束との引き換えだった. 2022年に,ロシアはその合意をたがえて,不当にウクライナ国境に侵攻して領土の一部を要求した.2025年に,アメリカ大統領ドナルド・トランプはロシア首脳部と会談を行った.報道によれば,ウクライナが戦争を始めたと虚偽にもとづいて同国を非難し,ロシアによるウクライナ領土の征服を容認する「和平合意」を提案したという. これを,北朝鮮の経験と対比してみよう.2006年に,北朝鮮は初の核兵器実験を行った.いま,同国は約50の核兵器を保有していると見られている.北朝鮮は貧困に喘ぎ,敵対的な大国たちと信用しがたい同盟国たちに囲ま
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプから避難したパレスチナの男性がイスラエル軍に拘束され、衣服を脱がされて何時間にもわたり足止めされていたことがわかった。CNNは当時の写真を入手したほか、目撃者や拘束された人たちから話を聞いた。 写真にはジャバリヤでがれきに囲まれながらしゃがみ込んでいる200人以上の人々が写っている。大半が男性で、その多くはほぼ裸だ。高齢者や目に見えて負傷している人もいる。少なくとも子ども1人も含まれている。 目撃者がCNNに語ったところによると、人々はジャバリヤ難民キャンプを離れようとしてイスラエル軍に拘束された。多くは服を脱ぐよう命じられた後、寒さの中、屋外で何時間も足止めされたという。 人々の疲れ切った顔には、惨めさが浮かんでいる。前の方にいる男性たちは不安そうに真っ直ぐ前を見つめており、後ろの方の男性らは首をのばして何が起こっているのか
イスラエル軍と、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦監視に当たってきた国連の平和維持部隊は、イスラエル軍の戦車が拠点のゲートを壊して侵入したと明らかにし、国際人道法違反だと批判しています。 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は平和維持部隊に戦闘地域から退避するよう要求し、レバノン南部への地上侵攻を続ける構えです。 イスラエルとレバノンの国境地帯で停戦監視に当たってきた平和維持部隊「国連レバノン暫定軍」は13日、イスラエル軍の戦車2両が拠点の正面ゲートを壊して侵入したほか、付近の発砲による煙で隊員たちがかゆみや吐き気などを訴え、治療を受けていると発表しました。 部隊では今月10日以降、イスラエル軍の攻撃によって5人が負傷し、国際的な非難が強まっていて、国連レバノン暫定軍は相次ぐ攻撃や侵入について「重大な国際人道法違反だ」と批判し、イスラエル軍に説明を求めたとしています。 一方、こ
国連軍に発砲、非難殺到 イスラエルは正当化 時事通信 外信部2024年10月12日00時19分配信 イスラエル軍の攻撃で大破した車の脇を通る国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の車両=3月2日、レバノン南部(AFP時事) 【ニューヨーク時事】イスラエル軍が10日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に発砲したことに国際社会から非難が殺到している。イスラエル軍は「発砲前に安全な場所にとどまるよう指示した」と釈明し、イスラム教シーア派組織ヒズボラが近くで活動していたと攻撃を正当化した。 国連軍に発砲で抗議 「イスラエルは戦争犯罪の可能性」―イタリア イスラエル軍の戦車は10日、レバノン南部ナクラにあるUNIFIL本部の監視塔を砲撃。インドネシア国籍の隊員2人が病院に搬送された。UNIFILは声明で、命に別条はないとしながらも「平和維持部隊へのいかなる意図的な攻撃も国際人道法違反だ」と抗議した。 U
シファ病院で治療を受ける負傷したパレスチナ人=2月29日、ガザ地区/Dawoud Abo Alkas/Anadolu/Getty Images (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の保健省は2月29日、ガザ市西部で支援物資を待っていた群衆にイスラエル軍が発砲し、104人が死亡、760人が負傷したと発表した。 CNNは死傷者数を独自に検証できていない。 空腹の人々が食料を得ようと、支援物資を積んで到着したばかりのトラックに群がっていたところにイスラエル軍が銃撃を始めた。 イスラエルの当局者はCNNに「群衆が威嚇するようにイスラエル軍に近づいてきたため」に発砲したと説明。この件については現在検証中だとも述べた。 目撃者がCNNに明らかにしたところによると、現場から逃れようとしたトラックが誤って人々をはね、この事故でも死傷者が出たという。 シファ病院の救急担当の医師は、死亡した40人が同病院に運
台湾有事を念頭に、避難住民の受け入れについて熊本県の蒲島知事に要請した松野官房長官(中央)=熊本市中央区の熊本県庁で2023年10月17日午後4時3分、山口桂子撮影 松野博一官房長官は17日、熊本県庁で蒲島郁夫知事と面会し、台湾有事を念頭に、沖縄県の離島住民の避難先として、移動手段の確保や受け入れ施設の整備などの計画を2024年度中に策定するよう要請した。蒲島氏は「国民保護の拠点としても役割を果たしたい」と前向きな姿勢を示した。政府が避難住民の受け入れ準備を自治体に正式に要請するのは初めて。 沖縄県の国民保護計画では有事の際、台湾に近い石垣島や宮古島などの住民を沖縄県外に避難させる。23年3月には住民や観光客計12万人を航空機や船舶で九州に避難させる想定で政府と共に図上訓練を実施した。一方、熊本、鹿児島両県でも、国民保護法に基づく武力攻撃事態を想定した図上訓練を24年1月に予定している。
日本と自衛隊が抱える課題 日本政府は今年(2023年)1月、防衛費を2027年度に国内総生産(GDP)比2%に増額することを決めた。特定の官庁の予算が、これほど短期間のうちに二倍近くになった例は戦後初めてのことだろう。昨年12月には、防衛力強化に向けた「国家安全保障戦略」など三つの文書が改定され、反撃能力を含む防衛力の抜本的強化を実施していくこととなった。 いずれも、戦後日本の防衛政策における大転換といえる決断といっていいだろう。政府だけでなく、危機感をもっていた国民のあいだにも安全保障に対するある種の安心感が生まれつつあるように見える。だが、はたしてこれだけでよいのだろうか。 今回の防衛費増額においては、「総合的な防衛体制の強化に資する経費」という新たな概念が打ち出されたのが特徴といえよう。防衛費以外の予算――たとえば、海上保安庁予算(国交省)、防衛に役立つ研究開発費・公共インフラ整備費
コロナ禍で防衛大学校に起きたこと 等松教授は日本の内外で活躍する政治外交史・戦争史の研究者であり、軍事史研究の泰斗、H・P・ウィルモットの著作の翻訳者としても知られる。そして14年にわたって防衛大学校と自衛隊の諸学校で教鞭をとってきた教育者でもある。 幹部自衛官育成の内情に危機感を持つ教授は「内側からの声だけで改革への道を拓くには限界がある」と痛感し、長年にわたる組織の歪みを指摘した論考を執筆したと語る。 編集部(以下、――) 論考を拝読しました。教授の論点は多岐にわたりますが、昨年3月に卒業した479人の学生のうち任官辞退者(部隊への着任を拒んで、自衛隊を退職した者)が、72人にも上ったという数字は、衝撃的でした。【1】 等松(以下、略):衝撃的なのは、任官辞退者の数だけではありません。卒業した者だけではなく、昨年4月に入学した488人の学生(1年)のうち、約2割にあたる100人近い学生
Published 2023/05/11 09:01 (JST) Updated 2023/05/12 00:01 (JST) 【ニューヨーク共同】米誌タイムは10日までに、岸田文雄首相を表紙に掲載した次号(12日発売)の内容を一部公開した。「日本の選択」と題し、岸田氏が「長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」と紹介した。 記事では岸田氏が19~21日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で、中国やロシア、北朝鮮といった国々に立ち向かうため民主主義国の団結を狙うと説明。防衛費の増額で「世界3位の経済大国に見合った軍事的影響力を持つ国にしようとしている」とした。 一方で「核兵器のない世界」を目指す岸田氏の理念と防衛力強化が矛盾するとの意見があると指摘した。
戦闘が続くアフリカのスーダンから、航空自衛隊の輸送機によって日本人が無事救出されました。この活動の根拠は自衛隊法にある「在外邦人等の輸送」。ただし過去の有事の教訓から、2022年に法改正が行われています。 スーダン首都から在外邦人を無事救出 2023年4月24日(月)、軍と治安維持部隊とのあいだで激しい戦闘が行われているアフリカのスーダンから、退避を希望していた日本人とその家族が航空自衛隊の輸送機によって無事救出されました。スーダン東部のポートスーダンに降り立った航空自衛隊の「C-2」輸送機に、合計45人が搭乗し、自衛隊の拠点が置かれているジブチ共和国へと輸送されたのです。 邦人の退避のため、スーダンの東に位置するジブチへ向かったC-130輸送機(画像:防衛省統合幕僚監部)。 28日(金)時点で、スーダンから退避した日本人とその家族は合計65人となっています。外務省の発表では、在スーダン邦
防衛省が那覇に司令部がある陸上自衛隊第15旅団をはじめ全国5か所の師団や旅団に、有事の際の住民の避難計画に携わる専門官を来月から配置することが分かりました。 防衛省によりますと、このうち「国民保護専門官」は自治体の国民保護計画の作成に協力したり、交通事業者など指定公共機関との訓練を通じ連携を確認するということです。 また「情報専門官」は指定公共機関などから国民保護に関する情報を収集し、分析する業務にあたるとしています。 防衛省は国民保護専門官を2人ずつ、情報専門官を1人ずつ、那覇に司令部がある陸上自衛隊第15旅団のほか、東京、群馬、兵庫、愛知の師団や旅団にそれぞれ配置することにしています。 政府は去年12月に策定した「国家防衛戦略」で、「機動展開能力を住民避難に活用するなど国民保護の任務を実施していく」として、空港や港湾などを整備・強化することや民間の船舶や航空機の利用拡大について関係機関
「晴れのち時々ミサイル」「補償?そこに無ければ無いですね」〜日本列島から自由が消える日”平和主義国家”日本の戦時下in令和~(20240722加筆) 急遽予定変更して、緊急特別記事をお送りします。画像出典:АрміяINFORM まことに愚かな国が侵略戦争を始めた。 「愚かな国」といえば、地球最大の面積と地球最小の道徳を誇るロシア連邦に勝る国は無いであろう。レーニン像が恥辱のあまり崩れ去ってから30年、偉大なソビエト連邦の遺産といえば核兵器と天然資源しか無かった。 実に滑稽なことに、今まさに彼らはその遺産の全てを賭けて、男性器でピアノを弾いていた男が治める国を葬ろうとしている。大祖国戦争の英雄都市キーウを爆撃し、かつてはソ連人民だった者達を戦車の履帯でみじん切りにして、古臭い五芒星の赤旗の染料にしている。耐用年数切れの白熱電球のような輝きを前頭部から放つクレムリンに住む独居老人(70)がど
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