ガザ、救急車も標的 11台破壊、医療関係者44人死傷(1/2ページ)2009年1月9日7時5分印刷ソーシャルブックマーク ガザ市内から救急車を運転してエジプト側に負傷者を搬送した看護師ザクートさん(右)=ラファ検問所、バヘル・グラブ氏撮影 【ラファ(エジプト・ガザ境界)=田井中雅人】パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍による救急車への攻撃が相次いでいる。パレスチナ保健当局によると、空爆開始の先月27日から7日までに、11台の救急車が破壊された。医療関係者12人が死亡し、32人が負傷している。 国連が運営する学校への攻撃があった6日、ガザ最大のシファ病院の看護師オサマ・ザクートさん(24)は、同病院があるガザ市内から南端のラファ検問所まで救急車を運転し、負傷者をエジプト側へ搬送した。 「救急車も狙われている。命がけなんです」とザクートさん。イスラエルによる地上侵攻後の4日には、北部のジャバリ