対北自制要求決議から「国連決議違反」を削除 共産、社民、国民新の要求で (1/2ページ) 2009.3.31 01:30 北朝鮮の弾道ミサイル発射問題で、与野党が30日、発射の自制を求める衆参の国会決議の原案から、北朝鮮のミサイル発射を「国連安保理決議に明白に違反」とした文言を削除したことが明らかになった。共産、社民、国民新の野党3党の要求によるものだ。 自民、公明両党は削除を受け入れたが、自民党内からは不満の声も出ている。また、決議案の名称も「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」とし、「弾道ミサイル」ではなく「飛翔体」とあいまいな表現にとどめた。 衆参両院は31日の本会議で、それぞれ全会一致で採択する。 民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は30日午後、国会内で会談。決議原案の「国連安保理決議に明白に違反」との表現に対し、共産、社民両党が「北朝鮮は人工衛星と称して