文科省所管の財団法人「日本青少年研究所」が2009年2月24日に発表した「中高校生の生活と意識」調査によると、日本の中高生に暴力行為が増えている傾向が見られることが分かった。 この調査は、日本、中国、韓国、アメリカの4か国の研究機関が、08年9月から10月にかけてほぼ同時におこなった。日本では中学校9校、高校10校の約2000人を対象に、アンケートした。「他人に暴力を振るったことがある」と回答したのは中学生が31%、高校生が17%で、1997年の調査と比較するといずれも2倍以上に増えている。「公共物を壊したことがある」との回答は、中高生ともに前回より約5ポイント上回る15%前後だった。 韓国と中国の調査と比較すると、「暴力を振るった」との回答は、韓国が14~16%、中国が12~13%になっている。
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