経済産業省は2020年5月22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防について、5種の界面活性剤で消毒ができると判断したことを発表した。実際に有効性の調査を進めていた独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)は、有効成分が含まれる具体的な商品名・メーカー名をリストアップした資料を公開しており、花王の「バスマジックリン」などが含まれる。 この結果を受け、経産省とNITEは消毒方法のポスターを制作。「手指・皮膚には使用しないでください」「スプレーボトルでの噴霧は行わないでください」といった安全上の注意をあわせて告知している。 「消毒方法の選択肢が広がることが期待できます」 経産省は、家庭や職場で不足が続くアルコール以外の消毒方法の選択肢を増やすため、NITEに調査を要請していた。これを受け、NITEは国立感染症研究所や学校法人北里研究所と共同し、検証試験を進めていた。 NIT
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