人と人の距離を開けただけでは新型コロナの感染を防げないことが示されました。 もちろん「意味ないなら三密でもいい」というわけではまったくなく、マスクなどのさらに強力な対策が必要になります。詳細は以下から。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)のMartin Z. Bazant化学工学教授らの、新型コロナ感染拡大対策としての「ソーシャルディスタンス」にはほぼ効果がないとする論文が大きな注目を集めています。 その理由としては、新型コロナの主要な感染経路がウイルスを含んだエアロゾルであること。エアロゾルの一部はミクロン単位の極小の飛沫として空気に混じり、室内では長時間浮遊し続けます。 こうした極小の飛沫はくしゃみやせきで飛ぶ大きな飛沫を想定した目安の1.8m以上を簡単に浮遊するため、室内では他人と距離を開けても感染予防にはならないとのこと。 これはタバコや蚊取り線香などの煙が床に落ちることなく空気
イソジン以来となる珍説を大阪府の吉村知事が採用しようとしています。 「感染を抑えすぎたから変異株が急拡大した」という、下手をすれば「感染は抑えすぎないほうがよい」と誤解される可能性もあるこの発言、ファクトチェックしてみます。 ◆吉村知事の問題のツイート まず、問題となっている吉村知事のツイートがこちら。 「緊急事態宣言で大阪は感染を抑えすぎた、結果、変異株が既存株にとって変わる速度が早まり、変異株が急拡大してる」という謎の説について、「逆説的でえっ?と思うが真実をついてるかもしれない」脇田説がストンとくる。要注意だ」とツイートしています。 大阪では現在「まん防」が適用されるほど感染が急拡大しており、4月1日には過去4番麺となる616人が新規感染。2度目の緊急事態宣言が2月末に解除されてからでは最多です。 そうした中で、大阪府の首長が急拡大の原因を「感染を抑えすぎた」とする説に飛びついた構図
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く