3日は第7回の研究会でした。お題は「メディアに現れる乙女ロードと、求められる対応」とでもいいましょうか。昨今のおたくブームを反映してか、乙女ロードもテレビをはじめとする、様々なメディアに露出するようになっています。その多くはちゃんと取材した、事実に基づいたものではありますが、ゲンダイネットのように、いまだに「おたく=気持ち悪いもの」という認識に立ったものもあります。またテレビにおける露出は、日テレ「先端研」、フジ「スタメン」とありますが、いずれもおたく女性たちの激しい反応を呼ぶことになりました。「先端研」では、やおい本の製作現場や作家、そしてやおいを受容する「片付けられない女」を取り上げました。「スタメン」では、やおいにのめり込むあまり結婚するつもりがない女性と、やおいにはまるニートの女性が取り上げられていました。いずれも描写は比較的好意的・中立的だったのですが、やおいはある種の社会病理を