東京大学は2015年3月11日、小型のカスタマイズキーボード「Trickey」の製品化・事業化を目指すためのプロジェクトをKickstarterで開始したと発表した。 キーボードは、ゲームやイラスト制作に使用する場合など、すべてのキーを必要としないことも多い。そんな状況を踏まえて、「必要最小限のキーだけで最適な配置ができる専用キーボードがあれば」という願いから考案されたのがTrickeyだ。 基本モジュールには2×3の6つのソケットがあり、そこにキーを差し込んでいくことで、用途に応じた自分好みのキーボードをその場で簡単に組み立てることができる。さらにコネクタを使って複数のモジュールを組み合わせることで、どちらの方向にも拡張していける設計になっている。 キー配列はPC上のソフトウェアから何度でも書き換えることが可能。単一のキーにCTRL+Cなどのショートカット機能を割り当てることもできる。