切削加工の基本を理解して設計していますか? この連載「江戸川発! 知らないと損する切削加工のキホン」では、切削加工業の営業技術として日々、設計者さんと加工現場の板挟みになりながら気づいたこと、特に「駆け出しの設計者さんが陥りやすいポイント」を解説していきます。 モノづくりには板金加工、溶接加工、プレス加工などいろいろな加工方法がありますね。その中でも切削加工はキホンとなる加工方法の1つ。でもその切削加工のキホンまでキチンと把握して設計していますか? 切削加工のキホンを知らずに図面を描いていると、ちょっとした誤解が、私たちのような加工屋さんの中で“ものすごい大問題になる”ことって、結構多いんですね。 例えば、 ちょっとR(アール)を大きくしてくれればいいのに ホントに、ここピンカドじゃないとダメ? 入り組んだ部分に厳しい公差が入っているけど…… などです。 そして、次のような結末となることも
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